先日、市立芦屋病院へアロマボランティアに行ってきました。
2026年からスタートしたこの活動。
以前にもお手伝いとして、アロマボランティアに参加したことはありましたが、
本格的に関わるのが今回が初めてです。
今回で4回目(2月は仕事で参加できず)、少しづつ現場の流れにも慣れてきました。
まず師長さんから、その日希望されている患者さまのリストを受け取ります。
リストには、お名前やお部屋番号、希望部位、注意事項などが記載されています。
セラピスト全員で情報を共有し、誰がどの患者さまを担当するかを決めたあと、
それぞれのお部屋へ。
ご挨拶をし、その日の体調を確認しながら、会話のできる患者さまには
お好みの香りもお聞きします。
香りは
・ラベンダー
・ゆず
・ユーカリ
の中からひとつ。
可愛く結んだリボンや、さまざまな形に折った折り紙に精油を1滴垂らし
手に持ったり枕元に置いたりして、香りを楽しんでいただきます。
年配の患者さまは、皮膚がとても薄く繊細です。
そのため、たっぷりのトリートメントオイルを使い、手のひらで包み込むようにオイルを塗布し、
本当に軽く触れる程度のやさしいトリートメントを行います。
ほとんどの施術は、エフルラージュ(軽擦)という、撫でるような手技が中心です。
初めてのトリートメントに、何をされるのかわからず緊張されている方も多いのですが、
ゆっくり呼吸が深くなり、寝息が聞こえてくると、少しホッとします。
「本の短い時間でも、穏やかに過ごしていただけますように」
そんな思いで触れていますが、会話が難しい方も多く、
「本当にこれで喜んでいただけているんだろうか」
「自己満足になっていいないだろうか」
「もっとできることがあったんじゃないか」
と、不安になることも少なくありません。
毎回、試行錯誤の連続です。
それでも、終了後にいただく
「ありがとう、気持ちよかった」
というお言葉や、声が出なくても
私の手をぎゅっと握ってくださる方もいて。
その瞬間が、少しの自信と、また次へ進む力になっています。
その日はお天気も良く気温も高めの一日でした。
けれど、担当させていただいた患者さまは皆さん、厚いお布団に毛布、
レッグウォーマーや首元のストールを身につけておられました。
体温を、自分の力で保つことが難しくなっているのです。
普段の暮らしでは気づかないような、小さな身体の変化。
ご一緒した先生がおっしゃっていた
「座学だけでは体験できない、”生きたアロマテラピー”の必要性』
という言葉を、改めて実感した一日でした。
